L O A D I N G
MENU

eメール型映画前売券 北欧料理 リラ・ダーラナ

Introduction

偉大なる世界的な作家と、彼を慎ましく支えてきた完璧な妻。長年連れ添ってきた夫婦の関係は、夫ジョゼフがノーベル文学賞を受賞したことで静かに揺らめき始める。やがてふたりはスウェーデンのストックホルムを訪れ、ジョゼフは授賞式のリハーサルなどの慌ただしい行事をこなすことに。一方、夫が栄光のスポットライトを浴びようとしている陰で、ジョーンは彼を愛しながらも、心の奥底に溜め込んだ複雑な感情がわき起こってくるのを抑えられなくなっていく。誰も想像だにしない夫婦の秘密とは、いったい何なのか。そして世界中の注目が集まる授賞式当日、ジョーンはいかなる決断を下すのか……。
世界最高の権威を誇るノーベル賞授賞式を背景に、人生の晩年に差しかかった夫婦の危機を見つめた『天才作家の妻 –40年目の真実–』は、男女間の心の機微をリアルかつ残酷にあぶり出す心理サスペンスだ。常に控え目に寄り添いながら夫のキャリアを後押ししてきた妻は、皮肉にも夫の受賞をきっかけに耐えがたい怒りに駆られていく。愛と憎しみの狭間で引き裂かれ、じわじわと壊れゆく夫婦の姿を映し出す本作は、結婚や人生の意味を問いかけるとともに、男女の社会的地位の格差というテーマにも切り込む。まさに大人のための上質にしてスリリングな本格派のドラマである。ノーベル賞授賞式の知られざる舞台裏が細やかに再現されている点も見逃せない。
ジョーンに扮するのは、『危険な情事』『アルバート氏の人生』などでアカデミー賞®に6度ノミネートの実績を誇る大女優グレン・クローズ。“天才作家の妻”の内なる激しい葛藤を、このうえなく繊細に、時に凄みをみなぎらせて表現した演技には、すでに本年度オスカー最有力との声が高まっている。ジョーンを愛しながらも男のエゴをさらけ出すジョゼフを絶妙の味わいで演じるのは、『未来世紀ブラジル』『キャリントン』の名優ジョナサン・プライス。さらにクリスチャン・スレーターが夫婦の秘密を探る記者役で曲者ぶりを披露。クローズの実の娘アニー・スタークが若き日のジョーンに扮し、母子の本格映画初共演が実現したことも話題である。
卓越した心理描写で観る者を釘付けにするビョルン・ルンゲ監督は、映画のみならず演劇の分野でも活躍してきたスウェーデンのベテラン。2003年の『Daybreak』がベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた実力者である。

Story

米コネチカット州。とある早朝、現代文学の巨匠として名高いジョゼフ・キャッスルマン(ジョナサン・プライス)と妻ジョーン(グレン・クローズ)のもとに、スウェーデンから国際電話がかかってきた。「今年のノーベル文学賞はあなたに決まりました」その待ちに待った吉報を受け、ジョゼフは喜びを隠せない。友人や教え子らを自宅に招いた彼は、スピーチで最愛の妻に感謝の言葉を告げる。「ジョーンは人生の宝だ。彼女なくして、私はいない」。満面の笑みを浮かべて寄り添うふたりは、誰の目にも理想的なおしどり夫婦に見えた。
授賞式に出席するため、夫妻はスウェーデンのストックホルムを訪れる。旅に同行した息子デビッド(マックス・アイアンズ)は駆け出しの作家で、偉大な父親への劣等感を抱いている。ジョーンも夫の有頂天ぶりに辟易するが、それでも一家は慌ただしいスケジュールをこなしていく。
無遠慮な言動を繰り返す夫の世話に疲れ、ひとりホテルのロビーに出たジョーンは記者のナサニエル(クリスチャン・スレーター)に声をかけられる。ジョゼフの伝記本を書こうとしているナサニエルは、夫妻の過去を事細かに調べ上げていた。ふたりが大学で教授と学生という関係で出会い、情熱的な恋に落ちたこと。すでに妻子がいたジョゼフを、ジョーンが奪い取る形で結ばれたこと。作家としては二流だったジョゼフが、ジョーンとの結婚後に次々と傑作を世に送り出してきたこと……。そしてナサニエルは、自信ありげに核心に迫る質問を投げかけてくる。「あなたはジョゼフにうんざりしているのでは?“影”として彼の伝説作りをすることに」
「すごい想像力ね。小説でも書いたら?」そう切り返して立ち去るジョーンだったが、心中は穏やかではない。実は若い頃から文学の才能に恵まれていたジョーンには、出版業界に根づいた女性蔑視の風潮に失望し作家になる夢を諦めた過去があった。そしてジョゼフとの結婚後、ジョーンは彼の“影”として自らの才能を捧げ、世界的な作家の成功を支え続けてきたのだ。
複雑な感情をひた隠し、華やかに正装した夫妻は人生最高の晴れ舞台が待ち受けるノーベル賞授賞式の会場へと向かう。はたしてジョーンは夫がスポットライトを浴びる陰で、いつものように慎ましく完璧な“天才作家の妻”を装うのか。それとも本当の人生を取り戻すために、衝撃的な“真実”を世に知らしめるのか……。

Production Note

女性の結婚、成功への渇望を衝撃的に描いた小説の映画化

脚本家のジェーン・アンダーソンは、2003年に出版されたメグ・ウォリッツァーの小説「The Wife」と出会い、ひとりの女性の結婚と成功への渇望の物語を、紋切り型ではないユニークな視点で描くチャンスを得た。「女性作家であることについてのとても衝撃的な物語よ。偉大な作家の妻であることは、どういうことかが書かれていたの」。
アンダーソンは映画化にあたってアレンジが必要だと考えた。「文学作品を脚色するときは、物語をよりドラマティックに、エキサイティングにするために少し手直しをする必要があるの。小説ではジョゼフはフィンランドのあまり有名ではない賞を授与されることになっている。私はそれをノーベル賞に変えることにした。それから夫婦の間に心に大きな傷を負った息子がいることにして、ドラマティックな要素を加えたの」。
本作の監督として、演劇の分野でも実績があるスウェーデン人のビョルン・ルンゲが加わった。ルンゲにとって大きな魅力は、登場人物たちの緊迫した関係だった。「父と母と息子の間の駆け引き。さらに僕が心惹かれたのは、ノーベル賞授賞式が舞台だという点だ」。グレン・クローズは「彼のやり方が好きなの。演劇と映画の知識が完璧に融合している。演技についてよく理解しているし、特に難しいシーンでは時間をかけて撮影し、素晴らしいシーンをカメラに収めるのよ」とルンゲを称賛する。

夫婦の【愛】と【真実】を完璧に体現した名優たち

女優として約40年にわたる輝かしいキャリアを誇るグレン・クローズの起用は大当たりだったと、脚本家のアンダーソンは語る。「主人公のジョーンはとても控えめで、エレガントかつ内気な女性で、立派に夫を立てている。こういう役柄をうまく演じて、作品に必要なあらゆる本質や裏の意味をこめられるのは、彼女みたいにもともとエレガントで、ものすごく頭が切れる女優しかいないんじゃないかしら」。
イギリスの名優ジョナサン・プライスは、夫ジョゼフ役に信憑性と軽率さを与え、結婚の複雑さを解き明かしてくれるのに最適の俳優だった。監督はクローズとプライスの演技に賛辞を惜しまない。「完璧なコンビだった。ふたりは論理的に小さなディテールを詰めることから始め、自分たちが作り出す空間でそれがどのように見えるかを理解したら、すぐにそのシーンにおける感情を深く掘り下げていくんだ」。
絶妙な距離感で夫婦の間に割って入るナサニエル役のクリスチャン・スレーターの助演も見逃せない。クローズと共演したパブでの対話シーンについてスレーターが語る。「このシーンのふたりは面白いチェスの試合をしているみたいなもので、その関係はまるでいたちごっこのようだ。ナサニエルはジョーンに事実をしゃべらせようするが、彼女は彼を寄せつけようとしないんだ」。

異なる時代と場所を再現した撮影の舞台裏

映画の舞台はアメリカとスウェーデンのストックホルムだが、撮影はスコットランドのグラスゴーとその周辺で行われた。プロデューサーのピアース・テンペストが語る。「こういう映画を撮影するときは、最高の収益価値を見込める場所を探すものだが、グラスゴーはまさに思い通りの場所だった。ノーベル賞の授賞式会場の2倍の広さがある会場がふたつあるし、コンコルドがあるのもいい。映画の舞台は1990年代半ばで、コンコルドは間違いなく当時の象徴だったからね」。
場所だけでなく、正確に時代を表現することも本作の不可欠な要素だった。「刺激的な挑戦だった。
1950年代のニューヨーク、1960年代と1990年代のコネチカット、さらに1990年代のストックホルムを再現する必要があったから」とプロダクション・デザイナーのマーク・リーズは振り返る。「最も難しい挑戦のひとつが、限られた予算でノーベル賞の授賞式と晩餐会を再現することだった。大切なのは信憑性だ。実際の式典を完全に復元しようと試みた部分もあるし、参考にとどめてこちらの望むようにした部分もある」。
衣裳デザインのトリシャ・ビガーも信憑性を重視し、アメリカ、イギリス、ストックホルムの時代ごとの服装をリサーチした。「完全に時代を再現せずに、時代の要素をつかむのは常に難しい挑戦よ。1990年代初期には魅力的だったものも、現代人の目にはそれほど魅力的には映らなかったりするの」とビガーは振り返る。また、ヘアスタイリスト兼メイクアップアーティストのシャルロット・ヘイワードも、場所と時代を的確に表現するために、通常とは異なる方法を模索しながらキャラクターの外見を作り上げていった。

受賞者の資格は?

条件は、「発表の時点で生きていること」。過去には発表の3日前に亡くなってしまった受賞者も。(2011年生理学・医学賞のラルフ・スタインマン。このときは受賞の判断をした時点で存命だったとして賞を授与している)。共同研究によって受賞が決まったものについては、1つの賞に3人まで。文学賞は通例として1人ずつ、平和賞は個人ではなく団体が受賞することもある。

ノーベル経済学賞はノーベルが
作ったものではない?

ノーベルが作ったのは、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞の5部門のみ。 実は経済学賞はスウェーデン国立銀行が 1968年にノーベル財団に働きかけて、設立されたもの。スウェーデン王立科学アカデミーが選出し、ノーベル財団が認定している。ノーベル経済学賞というのは通称で、ノーベル財団のHPにも“Prize in Economic Sciences”と記載されているように、ノーベルという表記のない、“経済学賞”というのが正式名称。

ノーベル平和賞だけ会場が違う?

授賞式は毎年、ノーベルの命日である12月10日。平和賞以外の授賞式はスウェーデンのストックホルムで行われるが、平和賞だけはノルウェーのオスロで行われる。ノーベルが亡くなった20世紀初頭はノルウェーとスウェーデンの独立闘争が起こっていたころで、ノーベルはノルウェーとスウェーデンの友好と平和を祈念して授賞式をノルウェーとした。

初めての女性の受賞者は?

女性の受賞者は少なく、2017年の受賞者は全員男性。初の女性受賞者は、1909年のノーベル文学賞、「ニルスのふしぎな旅」の著者でスウェーデン作家のセルマ・ラーゲル レーヴ。女性初であると共に、スウェーデン人初のノーベル文学賞受賞者となった。現在の20スウェーデン・クローナ紙幣には、表にラーゲルレーヴの肖像、裏にニルスが描かれている。

Staff

監督 ビョルン・ルンゲ

1961年6月21日、スウェーデン・リューセヒール生まれ。
1996年に『Harry och Sonja』の監督・脚本を務める。その後『Daybreak』(03)がベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀芸術貢献賞)とヨーロッパの最優秀映画に贈られる青い天使賞を受賞したほか、スウェーデンのアカデミー賞に当たるゴールデン・ビートル賞で最優秀監督賞と最優秀脚本賞を受賞。更に『Mouth to Mouth』(05)でゴールデン・ビートル賞の作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされたほか、ノルディック映画賞の監督賞にもノミネートされた。映画制作の他には2014年に小説「DET ALLRA ENKLASTE」を出版、さらにスウェーデンで最も有名な劇場スウェーデンシティシアターで上演される芝居の演出なども手掛けている。
脚本 ジェーン・アンダーソン

1954年、アメリカ・カリフォルニア州生まれ。プライムタイム・エミー賞に5回ノミネートされ、「The Positively True Adventures of The Alleged Texas Cheerleader– Murdering Mum」(93)、フランシス・マクドーマンド主演作「Olive Kitteridge」(14)で同賞を受賞。両作品は同時に全米脚本家組合賞も受賞した。その他に手がけた主な作品としては『あなたに降る夢』(94)など。また監督としてTV映画『The Baby Dance』(98)でゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ・TV映画部門作品賞とプライムタイム・エミー賞のリミテッドシリーズ・TV映画・スペシャルドラマ部門演出監督賞にノミネートされている。
原作 メグ・ウォリッツァー

1959年5月28日、アメリカ・ニューヨーク州生まれ。ニューヨーク・タイムズのベストセラー小説として「The Female Persuasion」、「The Interestings」、「The Uncoupling」、「The Ten–Year Nap」、「The Position」、「Sleepwalking」など次々と作品を生み出している。
プロダクション・デザイン マーク・リーズ

舞台芸術・衣裳デザイナーとしてキャリアをスタートし、ロンドンのロイヤル・ナショナル・シアター他名だたる劇場でキャリアを積んだ後、映画・TVドラマの世界へ移り活躍。主な作品としては『マグダレンの祈り』(02)、『This is England』(06)、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』(14)など。
衣裳デザイン トリシャ・ビガー

イギリス・グラスゴー生まれ。映画・TVの分野で活躍。主な作品は『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』(99)、『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』(02)、『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』(05)など。
音楽 ジョスリン・プーク

1960年、イギリス・ソリフル生まれ。ヴィオラ奏者としてコンサートホールや劇場で活躍した後、1996年から映画音楽の世界へ。99年にはスタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』の音楽を手掛け、ゴールデン・グローブ賞作曲賞にノミネートされた。その他の主な作品は『ヴェニスの商人』(05)など。
ジョーン・キャッスルマン
グレン・クローズ
1947年3月19日、アメリカ・コネチカット州生まれ。1982年、『ガープの世界』で映画デビュー。同作においてアカデミー賞®助演女優賞にノミネートされ、注目される。続く『再会の時』(83)、『ナチュラル』(84)で3年連続オスカー候補に。自身で製作、脚本も手がけた『アルバート氏の人生』(11)で、6度目のオスカー・ノミネーションを果たした。主な映画出演作は、『危険な情事』(87)、『101』(96)、『彼女を見ればわかること』(99)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)など。TVでは「THE LION IN WINTER 冬のライオン」(03)でゴールデン・グローブ賞女優賞を獲得した他、「ダメージ」(07-12)でエミー賞とゴールデン・グローブ賞をW受賞、舞台でも3度トニー賞を受賞。本作でも、早々に本年度オスカー候補との呼び声が高まっている。
ジョゼフ・キャッスルマン
ジョナサン・プライス
1947年6月1日、イギリス・ウェールズ生まれ。美術教師を志していたが演劇に興味を覚え、ロンドンの王立演劇アカデミーの奨学生として舞台デビュー。1976年に『さすらいの航海』で映画デビューする一方、77年にブロードウェイに進出、91年「ミス・サイゴン」でトニー賞ミュージカル主演男優賞を受賞。85年『未来世紀ブラジル』の演技で話題を呼んだ他、『キャリントン』(95)でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞。近年の出演作に、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(03,06,07)、TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」 (15-16)、『Merry Christmas! ~ロンドンに奇跡を起こした男~』(17)などがある。
ナサニエル・ボーン
クリスチャン・スレーター
1969年8月18日、アメリカ・ニューヨーク州生まれ。子ども時代からTVや舞台へ出演し、1980年にブロードウェイデビュー。85年に映画デビュー後、『薔薇の名前』(86)でショーン・コネリーの弟子を演じて注目を集める。主な出演作は、『モブスターズ/青春の群像』(91)、『トゥルー・ロマンス』(93)、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)、『告発』(95)、『ブロークン・アロー』(96)、『フラッド』(98)など。近年はTVドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(15-)に出演、16年には同作でゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞した。
デビッド・キャッスルマン
マックス・アイアンズ
1985年10月17日、イギリス・ロンドン生まれ。2004年『華麗なる恋の舞台で』で映画デビュー。そのほかの出演作に『赤ずきん』(11)、『ザ・ホスト 美しき侵略者』(13)、『黄金のアデーレ 名画の帰還』(15)など。TVドラマ「コンドル」(18)で主演ジョー・ターナー役を演じている。最新主演作『Crooked House』(17)では再びグレン・クローズと共演している。
若い頃のジョゼフ・キャッスルマン
ハリー・ロイド
1983年11月17日、イギリス・ロンドン生まれ。1999年、BBCドラマ「デビッド・コパーフィールド」で俳優デビュー。以降TVドラマで活躍し、12年「The Fear」で英国アカデミー賞テレビ部門の助演男優賞にノミネートされる。そのほかの主な出演作は、『ジェーン・エア』(11)、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)、『博士と彼女のセオリー』(14)など。
若い頃のジョーン・キャッスルマン
アニー・スターク
1988年4月26日、アメリカ・コネチカット州生まれ。2001年、TVドラマ「South Pacific」で女優デビュー。主な出演作は、『アルバート氏の人生』(11)、『We Don’t Belong Here』(17)、『Father Figures』(17)など。ステラ マッカートニーのスタイリングシリーズ「Double Act」に母のグレン・クローズと出演して話題となった。
監督
ビョルン・ルンゲ
1961年6月21日、スウェーデン・リューセヒール生まれ。
1996年に『Harry och Sonja』の監督・脚本を務める。その後『Daybreak』(03)がベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀芸術貢献賞)とヨーロッパの最優秀映画に贈られる青い天使賞を受賞したほか、スウェーデンのアカデミー賞に当たるゴールデン・ビートル賞で最優秀監督賞と最優秀脚本賞を受賞。更に『Mouth to Mouth』(05)でゴールデン・ビートル賞の作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされたほか、ノルディック映画賞の監督賞にもノミネートされた。映画制作の他には2014年に小説「DET ALLRA ENKLASTE」を出版、さらにスウェーデンで最も有名な劇場スウェーデンシティシアターで上演される芝居の演出なども手掛けている。
脚本
ジェーン・アンダーソン
1954年、アメリカ・カリフォルニア州生まれ。プライムタイム・エミー賞に5回ノミネートされ、「The Positively True Adventures of The Alleged Texas Cheerleader? Murdering Mum」(93)、フランシス・マクドーマンド主演作「Olive Kitteridge」(14)で同賞を受賞。両作品は同時に全米脚本家組合賞も受賞した。その他に手がけた主な作品としては『あなたに降る夢』(94)など。また監督としてTV映画『The Baby Dance』(98)でゴールデン・グローブ賞ミニシリーズ・TV映画部門作品賞とプライムタイム・エミー賞のリミテッドシリーズ・TV映画・スペシャルドラマ部門演出監督賞にノミネートされている。
原作
メグ・ウォリッツァー
1959年5月28日、アメリカ・ニューヨーク州生まれ。ニューヨーク・タイムズのベストセラー小説として「The Female Persuasion」、「The Interestings」、「The Uncoupling」、「The Ten?Year Nap」、「The Position」、「Sleepwalking」など次々と作品を生み出している。
プロダクション・デザイン
マーク・リーズ
舞台芸術・衣裳デザイナーとしてキャリアをスタートし、ロンドンのロイヤル・ナショナル・シアター他名だたる劇場でキャリアを積んだ後、映画・TVドラマの世界へ移り活躍。主な作品としては『マグダレンの祈り』(02)、『This is England』(06)、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』(14)など。
衣裳デザイン
トリシャ・ビガー
イギリス・グラスゴー生まれ。映画・TVの分野で活躍。主な作品は『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』(99)、『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』(02)、『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』(05)など。
音楽
ジョスリン・プーク
1960年、イギリス・ソリフル生まれ。ヴィオラ奏者としてコンサートホールや劇場で活躍した後、1996年から映画音楽の世界へ。99年にはスタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』の音楽を手掛け、ゴールデン・グローブ賞作曲賞にノミネートされた。その他の主な作品は『ヴェニスの商人』(05)など。